今月の本: |
『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス) |
|
実施日時: |
2008年12月13日(土)14:00〜17:00 |
|
今月の会場: |
西武池袋線・練馬駅 徒歩10分
練馬公民館 和室(小) ※注意事項 |
|
参加費 : |
350円(会場費・資料コピー代に補填します) |
懇親会 : |
終了後希望者で懇親会を行います
※今月は忘年会を兼ねて行ないたいと思います。 |
|
|
|
この作品は1966年に発表され、同年のネビュラ賞を獲得した作品として知られている。
本作品の前身である同名の中編小説は1959年に発表され、同年のヒューゴー賞を獲得している。
ネビュラ賞、ヒューゴー賞は、アメリカで発表されたSF作品に贈られる栄誉である。
『アルジャーノンに花束を』の作者ダニエル・キイスはSF作家であり、SF雑誌に発表されていることからみても、本作品はSF小説として書かれたものには違いないと思うが、その範疇をあっさりと飛び越えてしまっている。
主人公はチャーリイ・ゴードン。32歳の男性だ。彼には知的障害があり、昼間はパン屋さんで働くが、同僚からはあからさまに馬鹿にされている。チャーリイはそれでいいと思って、毎日を楽しく暮している。
そんなチャーリイの日常を根底から覆すプロジェクトが突然始まる。脳外科手術によって知能が驚異的に向上するというのだ。すでに白(ハツカ?)ネズミによって動物実験も行なわれている。そのネズミがアルジャーノンだ。
最先端の脳外科手術によって、平均的な人間の知能をはるかに超えた超知能を獲得したチャーリイの生活は一変する。チャーリイ自身、そして彼を取り巻く周囲の人々の変化には何とも形容しがたい気持ちになってしまう。
そして、その後チャーリイの身の上に次なる変化が....。
人間性とは何か?
生きることの目的とは?
人間の心根はどこにあるのか...
発表から42年を経てもなお色あせることのない名作を今年の最後に読んでいただきたいと思います。
|
|
http://prosecute.way-nifty.com/blog/2008/12/45-1c58.html |
|
会場について: |
今回は練馬公民館になります(練馬区豊玉北6-8-1)。
通常使用しない会場ですのでご注意下さい。西武池袋線練馬駅、大江戸線練馬駅から徒歩10分で少し不便です。西武線からは東改札口を出て南側に進みます。千川通りにあるマクドナルドとケンタッキーの間の路地を南進してNTTがある目白通りの信号に出ます。NTTに向かって右斜めの道路を120mほど進み、二つ目の路地を左折すると建物が見えてきます。区立練馬図書館と同じ場所にあります。
当頁上部に地図をリンクしていますのでご参照下さい。
私がこの会場を予約するのは2回目ですが、正直な気持ちとして、練馬公民館が好きではありません。おそらく練馬公民館の職員もこのページを見ると思うので、その理由を一言書いておきたいと思います。
私は様々な練馬区立施設を利用していますが、練馬公民館の職員だけが「どんな団体か」と素性を探るような行為をし、見当違いの思い込みで平然と利用制限を行うからです。区民を最初から疑ってかかる姿勢には、公僕の気持ちは微塵もなく、立場を傘に来たような明らかな傲慢さを隠そうともしません。
前回は黎明塾の開催時に利用しましたが、若手経営者育成のための勉強会だと説明しても営利目的の勧誘セミナーを行なういかがわしい団体として扱われました。一階の事務所で2名の男性職員から20分余り事情聴取をされたことは忘れることはないでしょう。
「営利目的のセミナーかどうか実際に同席して受講して下さい」と提案しましたが、職員が会議室内に顔を出すことはありませんでした。帰りがけに事務所を覗くとあいかわらず男性2名で特に忙しい風もなくのんびりと腰掛けていたのをよく憶えています。
公共の施設は使用目的の範囲で住民が自由に予約利用できなければなりません。その場に居合わせる職員の恣意的な判断で利用を制限する行為は絶対に許されてはならないと感じます。
今回もあれこれ言われるようであればしかるべき場で正邪をはっきりさせたいと思っています。そうした意向があれば職員の方から是非声をかけていただきたいと念願しています。
▼前回のできごとについてはこちら↓
2006年9月 2日 (土)付「行動の善悪を見抜く力を」
|