今月の本: |
『イワン・デニーソヴィチの一日』 (ソルジェニーツィン ) |
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実施日時: |
2012年3月17日(土)14:00〜17:00 |
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今月の会場: |
西武池袋線 中村橋駅・徒歩5分
サンライフ練馬 和室(小)
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参加費 : |
350円(会場費・資料コピー代に補填します) |
懇親会 : |
終了後希望者で懇親会を行います(会費2500円程度) |
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今回は『イワン・デニーソヴィチの一日』を取り上げます。本作品は1962年に発表されたアレクサンドル・ソルジェニーツィンの文壇デビューとなった作品です。世界的なベストセラーとなり、1970年にはノーベル文学賞を受賞しました。
主人公イワン・デニーソヴィチ・シューホフ(以下「シューホフ」)のラーゲリ(強制収容所)での一日を淡々と描きあげた作品。
手紙に書いた文章によってスパイの疑いをかけられたシューホフは10年間の服役を過ごします。
そのシューホフの朝8時に起床してから夜就寝するまでの一日。特に取り立てて大きな出来事があったわけでもない「日常生活」が描かれていきます。
そのように書いてしまうと「ではなぜこの作品が世界的なベストセラーになったの?」という疑問が聞こえてきそうです。
こうした疑問も念頭に置きつつ、読み進めてみたいと思います。
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