今月の本: |
『自由への長い道−ネルソン・マンデラ自伝−』※前半 |
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実施日時: |
2014年4月26日(土)14:00〜17:00 |
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今月の会場: |
サンライフ練馬 和室(2)
西武池袋線中村橋駅・徒歩5分 |
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参加費 : |
350円(会場費・資料コピー代に補填します) |
懇親会 : |
終了後希望者で懇親会を行います(会費2500円程度) |
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この作品は南アフリカのアパルトヘイト政策に抵抗を続けたネルソンマンデラ氏の自伝です。
日本語訳はNHK出版から上下2巻で発刊されています。
ネルソン・マンデラ氏は1918年南アフリカのウムタタ近郊クヌ村でテンブ人の首長の子として生まれました。
ミッションスクールを経てフォートヘア大学に学びますが、在学中に学生運動を主導したとして逮捕されて退学処分に。その後、南アフリカ大学の夜間通信課程で学び1941年に学士号を取得します。
1944年にアフリカ民族会議に入党。青年同盟を結成するなど反アパルトヘイト運動のリーダーとして活動。
1964年に国家反逆罪で終身刑となり、27年間に及ぶ獄中生活を経験。この間も獄中からメッセージを発信し続けた後、1990年に釈放されます。
翌年1991年にアフリカ民族会議(ANC)議長に就任。
アパルトヘイト撤廃に行動し続けたことが評価され1993年にノーベル平和賞が贈られます。
1994年に南アフリカ初の国民選挙を経て第8代大統領に就任。
「民族和解」「協調政策」を掲げて復興開発計画を推進。
1999年に政治家としての活動は引退しますが、その後も国連安全保障理事会で講演を行うなど、全世界にメッセージを発信し続けました。
2013年12月5日逝去。95歳の生涯を閉じました。
昨年(2013年)には本作品を原作として映画化され、日本では本年(2014年)5月に公開が予定されています。
ネルソン・マンデラ氏への追悼の意を表しつつ、本作品を通して偉大な人生の軌跡をたどってみたいと思います。
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