水力発電というと「黒四ダム」など、一級河川を堰き止めてダムを建設して発電を行う大規模工事のイメージが定着している。
しかし現在注目されている『小水力発電・マイクロ水力発電』はまったく違う発想によるもの。
手のひらに乗るサイズの発電機も実用化されている。
わざわざ水流水圧を作るのではなく私達の生活エリアにある水の流れによって発電を行う。
農業用水路や街中を流れる水路に設置する。
生活用水がある限り、発電を続けることができる。
実用化されている事例は高低差(水の落差)を利用するものが主流だ。
さらに小型のサイズで、水道管内に埋め込む技術が開発されている。
水道供給時の水圧を無駄にせず、有効活用する画期的な技術である。 |