1章 |
イワンイリッチの訃報に接した人達の会話 葬儀の日の遺された人達の行動 |
2章 |
イワンイリッチの半生(1)立身出世の時代 |
3章 |
イワンイリッチの半生(2)人生絶頂の時代 |
4章 |
転落の階段を転げ始める−病気の予兆 まわりの者への疑惑と恐怖−不信が顔をもたげる |
5章 |
病気の自覚−見えざるものへの恐怖の増幅−死への恐怖が顔を出す |
6章 |
死の自覚−日常を覆い尽くす死の感情 |
7章 |
発病から3ケ月−下男ゲラーシムの存在と不眠と嘘偽りによる苦しみ |
8章 |
痛みからの逃避したい心、病人と関係なく流れる家人の日常生活 −他人への不信不満と憎悪が増幅する |
9章 |
自分の運命に泣く−初めて自身に問い始める 「何のためです?」「何が必要なんだ?」「どう生きるのだ?」 |
10章 |
さらに2週間−続く自問自答「苦痛、死・・・いったいなんのためだ?」 |
11章 |
さらに2週間−回りの人達に憎悪をぶつける自暴自棄の生命に |
12章 |
死に臨む最期の時−回りの人達の苦痛を取り去ることに思いが至る 「もう死はなくなったのだ」 |