今月の本: |
『武器よさらば』(ヘミングウェイ) |
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実施日時: |
2013年11月30日(土)14:00〜17:00 |
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今月の会場: |
勤労福祉会館 和室(小)
西武池袋線大泉学園駅・徒歩3分 |
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参加費 : |
350円(会場費・資料コピー代に補填します) |
懇親会 : |
終了後希望者で懇親会を行います(会費2500円程度) |
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今月の本はヘミングウェイ作『武器よさらば』です。
「桂冠塾ではアメリカ文学を取り上げることが少ない!」という声や「たまには読みやすい名作を!」という要望にお応えしまして(^_^;)この作品を取り上げることにしました。
作品の舞台は1900年代初頭のヨーロッパ。
第一次世界大戦のさなかの北イタリア戦線で繰り広げられる愛情物語です。
敵対している両国はイタリアとオーストリア=ハンガリー。
主人公フレデリック・ヘンリーはアメリカ人なので兵役の義務はないのですが、イタリア軍の志願兵として負傷兵を搬送するトラック隊のリーダーを勤めています。いわゆる後方支援部隊です。
彼がなぜ戦場にくることになったのか、その詳細な理由は語られていません。
青年ヘンリーは待機している町でイギリス人の看護婦キャサリン・バークリと出会い、恋に落ちます。
戦況が次第に悪化する中で二人は互いを求め合っていきます。
次第に戦況が悪化しイタリア軍の敗走が始まり、ヘンリーは任務地に辿りつくことができずやむなく退却の道を辿ることになりますが、敵前逃亡の罪を裁こうとする野戦憲兵から逃れてバークリと再会します。
二人の子供を身ごもったバークリとヘンリーは、戦線から離れるためにスイスへ逃避行を企て、北イタリア戦線からの脱出に成功します。
しかし二人には想像できなかった結末が待っていた...。
読みやすくテンポの良いと言われるヘミングウェイ作品を一緒に読みすすめてみたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
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