プロセキュート
 ※第2期
【第19回黎明塾実施内容】 ※通算41回
テーマ: 製品ミックスと製品ライン戦略
実施日時: 2008年3月1日(土)14:00〜17:00
会場: 勤労福祉会館・会議室(小)
西武池袋線大泉学園駅・徒歩3分
【主宰者から一言】
製品とは、事業者がニーズや欲求を持っている企業、人達に対して提供することができる商品サービスの根幹を成すものである。
私達は、いかにして、どのような製品の特性を作り込み、製品ミックス戦略として市場に提供し続けることができるのか。
これが今回のテーマの中核である。

「顧客を維持する最善の方法は、より安全に、より安く価値あるものを常に提供し続けることである。」
■今回のポイント
購買者は、購買した製品に対してどのような基準で満足と不満足を判断するのだろうか。
この点を追求することが、すなわちマーケティング戦略の根幹となる。
この判断基準をフィリップ・コトラーは
@製品特徴と製品品質
Aサービス・ミックスとサービス品質
B価値に基づいた価格
の3つの基本要素に求めている。
その視点でみれば第1の要素である製品をどうような仕様でどのようにラインナップするのかという戦略が求められる。
■ブログはこちら
http://prosecute.way-nifty.com/blog/2008/03/19_d7d0.html
■主なテーマ

はじめに

■マーケティング・ミックスのプランニング
標的顧客のニーズと欲求に応える提供物を計画することから始まる。

■市場提供物の魅力を判断する3要素
@製品特徴と製品品質
Aサービス・ミックスとサービス品質
B価値に基づいた価格の妥当性

製品および製品ミックス

■製品とは
※ニーズや欲求を満たすために市場に提供されるもの
@有形財
Aサービス
B経験
Cイベント
D人
E場所
F資産
G組織
H情報
Iアイデア

■5つの製品レベル( 顧客価値ヒエラルヒー )
@中核ベネフィット
A基本製品
B期待製品
C膨張製品
D潜在製品

※消費システム ・・・ ユーザー(消費者)が製品を入手し、使用し、修理し、廃棄する方法。

●製品膨張戦略における3つの留意点
(1)コストの上乗せ
(2)期待されるベネフィットへの変質
(3)競合他社の脅威の増大

■7つの製品階層

@ニーズ群
A製品群
B製品クラス
C製品ライン
D製品タイプ
Eブランド
Fアイテム

※ 製品システム ・・・ 多岐にわたっているが、互いに関係があり、互いを阻害しないアイテムのグループ
※ 製品ミックス ・・・ 特定の売り手が販売する製品とアイテムのすべて

■耐久性と有形性に基づく製品の3分類

@非耐久財
・1回から数回の使用で消耗される有形財
→様々な場所で入手できる
→最小限のマークアップ
→広告に注力しトライアル購買を誘発
→当該製品への嗜好を構築
A耐久財
 ・度重なる使用に耐えうる有形財
→人的販売、サービス、売り手の保証が必要
→より多額のマージンが乗せられる
Bサービス
・無形、分割不可能で、変動性と消滅性のある製品
→品質管理、供給業者の信用、順応性が求められる

■消費財の分類

@最寄り品
・頻繁にすぐに購入し、購入のための努力が最小限の財
1)恒常商品
2)衝動購買品
3)緊急商品

A買回り品
・購入過程で、適合性・品質・価格・スタイルなどを比較して決める財
1)同質的買回り品
 2)異質的買回り品

B専門品
・独自の特性、ブランド・アイデンティティを備えた財
 ・かなり多くの買い手が、特別の努力を要してでも買おうとする

C非探索品
・消費者が知らない、通常は買おうと思わない財
・広告と人的販売の支援が必要

■生産財の3分類

@材料・部品(完全にメーカー製品の一部になる財)
1)原材料
@)農畜産物
A)天然産物
2)加工材料・部品
@)構成材料
A)構成部品

A資本財
1)装置
2)付帯設備

B備品・対事業所サービス
 ・寿命の短い財およびサービス
・最終製品の開発や管理を助ける
1)産業用備品
2)メンテナンス・修理用品

■製品ミックス
・特定の売り手が販売する製品とアイテムのすべて
@ 製品ミックスの幅
A 製品ミックスの長さ
B 製品ミックスの深さ
C 製品ミックスの整合性

製品ラインの決定

■製品ラインの分析
1)売上高および利益
2)市場プロフィール

※ 製品マップを作るメリット
@ 製品ラインのマーケティング戦略に有効
A 市場セグメントの特定

■製品ラインの長さ
市場シェアと市場規模を追及する企業:比較的長いライン
高い収益性を追及する企業     :精選されたアイテムによる短いライン

☆ ラインを長くする2つの方法
@ ライン拡張
(1) 下級市場への拡張
(2) 上級市場への拡張
(3) 上下双方への拡張

A ライン充実
現在の範囲内で新しいアイテムを加える

■ラインの現代化

■ラインの特徴づけと絞込み

■当日の実施時間帯
時間帯 テーマ・内容
14:00 〜  製品とは何か
14:45 〜  製品ミックス・製品の分類
16:00 〜  製品ラインの決定
■黎明塾のついてのお問合せ
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