今月の本: |
『シンドラーのリスト』(トマス・キニーリ作) |
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実施日時: |
2014年1月25日(土)14:00〜17:00 |
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今月の会場: |
サンライフ練馬 和室(2)
西武池袋線中村橋駅・徒歩5分 |
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参加費 : |
350円(会場費・資料コピー代に補填します) |
懇親会 : |
終了後希望者で懇親会を行います(会費2500円程度) |
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第二次世界大戦下で行われたナチスドイツによるユダヤ人の強制収容政策。
その渦中にあって、多くのユダヤ人の生命を救った人物がいました。その一人が本作品の主人公であるオスカー・シンドラーです。
この作品を映画を見たという方も多いと思います。
舞台は1940年代のポーランド。第2次世界大戦の最大の悲劇と言われたナチスドイツのユダヤ人大虐殺から1200人ものユダヤ人の生命を救った、軍需工場を経営するドイツ人オスカー・シンドラーを主人公とした実話です。
シンドラーの工場に送られるか、強制収容所に送られるか。どちらの移送リストに載るのかが生死を分ける。ひたすらに名前を書き続けたシンドラーの心中に迫る珠玉の作品です。
本年は世界の民衆を巻き込んだ第一次世界大戦の開戦から100周年、そして来年は第二次世界大戦の終結から70周年という節目の時を迎えます。
第一次世界大戦は、1914年から1918年に行われてしまった人類史上初の世界規模の戦争。ヨーロッパが主戦場となりましたが、戦禍はアフリカをはじめ、中東や東アジアまでにもおよび、多く国々が参戦をした世界規模の大惨事となりました。
節目の今年最初の本として、本作品を通して歴史と人間の生命の底に潜むものを考えてみたいと思います。
※この書籍の検索で「シンドラーのリスト」でヒットしない場合は「シンドラーズリスト」で見つかることがあります。 |
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